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「一帯一路」最大規模の鉄道協力プロジェクトが完了:中国中車唐山、バングラデシュ向け広軌客車100両を全車納入


パドマ大橋鉄道接続線の車両供給が完了、当社はキッチン設備サプライヤーとして参画

2023年7月13日、最後の20両のステンレス製広軌客車がバングラデシュ・チッタゴン港で荷卸しされ、中車唐山機車車両有限公司がバングラデシュ向けに輸出した100両の広軌客車がすべて現地に到着しました。これにより、中国とバングラデシュが「一帯一路」構想のもとで進める最大規模の鉄道協力プロジェクトであるパドマ大橋鉄道接続線の車両供給が完了しました。青島路鋭軌道交通新技術有限公司は、本プロジェクトのキッチン設備指定サプライヤーとして、100両すべての客車に食堂車用キッチンシステムを供給しました。エアコンなしの客室付き食堂車(WECDR)をはじめ、複数の車種に対応したキッチン設備を提供し、列車内の食事サービスを支える設備面での総合的なソリューションを提供しました。


プロジェクト実行:効率的な推進と分割納入

本プロジェクトは2021年5月に正式契約が締結され、同年8月に生産が開始されました。世界的なサプライチェーンの変動など、さまざまな課題に直面する中、中車唐山機車車両有限公司は12か月で初回車両の製造を完了しました。2022年11月24日には、初回納入分となる15両の客車が天津港から出荷され、その後、複数回に分けてバングラデシュ・チッタゴン港へ輸送されました。2023年7月までに100両すべての客車が納入され、計画を上回る進捗でプロジェクトを完了しました。これは、中国の軌道交通設備製造における高い生産・連携能力を示す事例となりました。


技術的ブレークスルー:フェライト系ステンレス鋼車体の大規模採用

今回輸出された客車は、パドマ大橋鉄道接続線の運行環境に合わせて設計されており、軌間は1,676mm、最高運転速度は120km/hです。

車体にはフェライト系ステンレス鋼を主体とした異種鋼溶接構造を採用し、側構体には通し縦梁と側柱の差し込み工法を用いることで、車体の平面度と外観品質を大幅に向上させています。

また、車両には内蔵式側扉、屋根上給水設備、分割式大型換気ルーバー、汚物処理システムなどの設計が採用され、軽量化、エネルギー効率、乗客の快適性、メンテナンス性などの面で高い性能を実現しています。


多車種構成、多様な運行ニーズに対応

今回納入された100両の客車は、以下の5車種で構成されています。


* エアコン付き寝台車(15両)

* エアコン付き座席車(35両)

* エアコンなし座席車(25両)

* エアコンなし客室付き食堂車(15両)

* エアコンなし客室付き電源車(10両)


このうち、食堂車およびキッチン設備については、青島路鋭軌道交通新技術有限公司が専用に開発・供給しました。

バングラデシュの食文化や現地の運行環境を考慮し、調理、食品保管、浄水、排煙などの各機能を最適化。高温多湿の環境下で長時間連続して使用されることを想定し、設備の安定性と安全性を確保しています。


運行実績:3路線で営業運転に投入

2023年7月までに59両の客車が動態試験を完了し、そのうち44両が2023年4月に先行して営業運転に投入されました。現在、これらの車両はバングラデシュのChihatali Express、Benapol Express、Sundarban Expressの3路線で運用されています。車両は安定した走行性能を維持し、故障率も低く、乗客からも快適性について高い評価を得ています。2023年10月10日には、パドマ大橋鉄道接続線のダッカ~バンガ区間が正式に開通し、車両および関連設備の信頼性がさらに実証されました。


戦略的意義:南北回廊をつなぎ、地域交通の発展を促進

パドマ大橋鉄道接続線は全長約170kmに及び、アジア横断鉄道ネットワークの重要な構成区間の一つです。全線開通により、首都ダッカから南西部のジェソールまでの移動時間は従来の約10時間から大幅に短縮され、約2時間で結ばれることが期待されています。これにより、バングラデシュ北東部と南西部の交通ネットワークが強化され、沿線地域の経済発展にも寄与することが期待されています。中国政府による融資支援を受けた主要な「二つの優遇条件」融資プロジェクトの一つとして、本路線はバングラデシュ国内の交通利便性を向上させるだけでなく、地域間の相互接続と経済交流の促進にも重要な役割を果たしています。


まとめ

今回の100両のステンレス製広軌客車の納入完了は、中国の軌道交通設備が海外市場へ展開する上での重要な事例の一つとなりました。青島路鋭軌道交通新技術有限公司は、本プロジェクトのキッチン設備サプライヤーとして、専門的な技術力と信頼性の高い製品を通じて、列車内の飲食サービスを支える設備システムの構築に貢献しました。今後も当社は、軌道交通車両向け設備分野における技術力と製造能力をさらに高め、国内外の鉄道プロジェクトに対して、高品質かつ信頼性の高いシステムソリューションを提供してまいります。